手拭は何枚も持とう

手拭はいろいろ持っておきたい

彦いち師匠によると「手拭も、選ぶ基本はさりげなさです。だから、はっきりした柄があるより、江戸小紋とかの図案模様のものが良いですね。そうでなければ、折った時に何が描いてあるのか良く分からないものが良いです」ということだそうです。そして、扇子に比べて安価なので、何枚も持っておいて、コーディネートを楽しむのが基本的な使い方ということです。

例えば気に入った柄の手拭を見つけたら、色違いで何枚も買っておくと良いそうです。「ハンカチというよりもバンダナ的な発想で使えるのが手拭の魅力なので、僕は、キャンプなどには潰すつもりで何枚も持っていきます。また、あのサイズが使いやすいらしくて、外国の方へのプレゼントにすると、凄く喜ばれます」(彦いち師匠談)

手拭は、オリジナルデザインのものが安く作れるのも魅力です。100本単位で、型代が1万円から2万円、一度型を作ってしまえば、後は1色の手拭なら大体1本350円~400円で作れるそうなので、数人で好きなデザインの手拭を作るのも面白そうです。「男のこだわりグッズ」サイト・オリジナル手拭など、作ってみようかという気になりました。

これが落語家流手拭の畳み方だ!

落語家さん達は、手拭を使いやすいサイズに畳んで使っています。今回、その畳み方を彦いち師匠に教えていただいたので、ここで紹介します。「使うのに凄く良いサイズになると思うので、実際にこの畳み方で、持ち歩いてみてください」と彦いち師匠。手のひらサイズに収まって、開きやすいのがポイントです。

1.まず半分に畳みます

2.縦に三等分します

3.横を四分の一ずつ左右から折ります

4.真ん中から二つ折りして出来上がりです


ガイド納富の「こだわりチェック」

扇子は、扇子屋さんなどを眺めても、どう選んで良いか分からないグッズの一つです。しかも、扇子屋さんでは、どういうものが欲しいのかを言えないと扇子そのものが出てきません。「男持ちの、竹部分が良いものを使っている扇子を見せてください」などと言えば、たくさん扇子を出してもらえますから、そこから、今回の記事を参考にして選ぶと、良いものが選べると思います。

手拭も、全体の柄に目が行って、実際に畳んで使う時のことを考えないことが多いのですが、考えてみれば、畳んだ時にどう見えるかの方が重要なのは当たり前です。そう考えると、色数は少ない方が良さそうですね。

しかし、流石は商売道具だけあって、彦いち師匠が語る扇子や手拭の話は、具体的で分かりやすく、正に実用的なものでした。また、近い内に、彦いち師匠には再登場を願って、今度は、こだわりのカメラ談義などをしてもらいたいと思っています。


<関連リンク>
林家彦いち師匠の個人サイトはこちら
浅草の扇子屋さん、文扇堂の案内ページ
アラン・ケイ扇子が買えるボイジャーのサイト
麻布十番にあるオリジナル染め手拭の「かえもん」


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