上:ロトリング「4 in 1 Input」(5000円)
下:ラミー「LAMY 2000」(10000円)

▼ 男の子が好きなマルチペン
1本のペンなのに、赤や青などの複数の色のペンとして使えるマルチペンは、昔から男心をくすぐるツールの一つです。特に、シャープペンシルとボールペンが1本の中に納まったハイブリッド・マルチペンの元祖「シャーボ」の登場は強烈なインパクトがありました。お小遣いを握りしめて文房具屋に走った小中学生は私だけではないと思います(大人も興奮したようで、シャーボはヒット商品になりました)。

しかし、当時はまだ機能優先で、複数の芯を収めるためにペン軸が太く、2色ならまだしも、4色以上のものではデザイン的に満足がいくものがありませんでした。「シャーボ」も、何となく使わなくなってしまいました。

しかし、マルチペンは静かに進化を遂げ、今では、細く引き締まったデザインのボディにシャープペンやスタイラスペンまで収納したロトリング社の「4 in 1 Input」や、まるで木製の軸のように見えるヘアライン加工を始め、随所に丁寧な作りと工夫が伺えるラミー社の「LAMY 2000」などの、常に手元に置いて使いたいマルチペンが登場しています。

 

LAMY2000の内部。芯は引っ張れば外れる構造

▼ リフィル(替え芯)を替えてみよう
どちらのマルチペンも、ペン軸の上部に表示された出したい芯の色を見ながらノックすると、その色の芯が出るという構造になっています。BICなどの安価な使い捨てタイプ以外は、このタイプが3色以上のマルチペンの基本のようですね。

芯(この替え芯のことを「リフィル」と言います。文房具の「替える中身」は、大体何でも「リフィル」と呼ぶようですね)は、写真のように収納されていて、引っ張れば外れます。リフィルはロトリングが赤・青・黒の3色(各200円)に300円のスタイラスと蛍光オレンジが用意されています。ラミーのボールペンは黒・赤・青・緑の4色で各色300円です。

本体の価格に比べ、リフィルは結構安価です。マルチペンの場合、リフィルさえあれば、中身を好きなように変えることが出来るので、例えば、良く使う色を2本収納するといった、オリジナルのマルチペンを作ることも出来ます。

次のページで、マルチペンのカスタマイズを紹介します。