メンズバッグ・鞄/メンズバッグ・鞄関連情報

史上最多! 28種類のナイキが登場。前編

今年、ナイキでは今までとはまた違ったチャレンジングな試みをしようとしています。28種類に及ぶ新しいテクノロジーについて、2回にわけてお伝えします。

執筆者:岩田 桂視


先日、北京にてナイキの新しいテクノロジーが発表されました。今年の試みは、いつになくチャレンジングな内容。メールマガジンではお伝えしましたが、その模様をざっと押さえてきたので、3回にわけてご報告します。

乗馬ブーツまで作ったナイキの底力

NIKE
フェンシング用に開発されたこちら。ズームエアを搭載する。アウトソールまでがっちりと補強したアッパー、通気性を確保したメッシュ素材など注目したいところ。Nike Ballostra
まず驚いたのが、テコンドーシューズをはじめとしたさまざまな競技のシューズが発表されたこと。これまで、色々な形で画期的なプロダクトやテクノロジーが発表されてきましたが、これだけ多くの競技に対応した物を作ったのは、恐らく今回が初。陸上競技、バレーボール、乗馬、BMX、テコンドー、ビーチバレー、ウエイトリフティングなど種目数は28種類というのだからその規模の大きさがわかってもらえると思います。

今シーズンは、テーマに「ライテスト&ストロンゲスト」を掲げ、その名の通り、軽さにこだわったコレクションを展開しています。特にチェックしたいポイントは、既存のプロダクトの微妙な違いでしょう。

例えば、ウエイトリフティングシューズの場合。衝撃吸収よりも反発力を重視した競技になるので、ヒールには固くてしっかりした天然の木材が使われています。これに対し、ナイキでは独自の素材を用いた新たなテクノロジーを開発。パフォーマンスをぐっと向上しただけでなく、見た目もブラッシュアップされたプロダクトになりました。他にもパッドをできるだけ薄く軽く仕上げたテコンドー用のものや、地下足袋のようなビーチバレー用のシューズなど、まさに“目からウロコ”な物が目白押しです。

今回、ご紹介する新作は基本的にはプロアスリート向け。それぞれがどういう活躍をし、いかに記録に絡んでくるか。これから期待したいところです。

次のページから新しいシューズをご紹介します。
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます