4座オープンとしての使い勝手は世界トップクラス

M・ベンツEクラスカブリオレ
エアロパーツや18インチホイール、よりスポーティなセッティングに変更できるダイナミックハンドリングパッケージなどを備えるAMGスポーツパッケージ(写真)がオプション(63万円)で用意される

従来モデルにあたるCLKに対して、Eクーペそのものが上級移行していたので、そのカブリオレ版もまた、ひとつ上の質感と存在感をみせている。ソフトトップの開閉時間はおよそ20秒。エアキャップなる新装備や、エアスカーフなど、お楽しみ機能も満載だ。

M・ベンツEクラスカブリオレ
エアキャップはフロントウインドウ上部のウインドディフレクター(写真)と後席ヘッドレスト間のドラフトストップにより、室内への風の巻き込みを抑えることで快適性と静粛性を向上させる新装備。前席の首元に温風を吹き出して暖めることで、冬のオープンドライブに役立つエアスカーフとセットオプション(コンフォートパッケージ)で15万円となる

エアキャップ、せり上げるとちょっと不格好だけれど、効果はテキメン。特に後部座席への巻き込み風も減るから、4シーター/4パーソンカブリオレとしての快適性と使い勝手では、世界トップクラスである。日常的にオープンを4人で楽しむことなどまずないだろうけれど、例えば友人たちと避暑地の別荘にでも遊びにいくなんてことを想像してみて欲しい。現地では一台のクルマで移動、なんてときに、4シーターカブリオレは最高だろう。

M・ベンツEクラスカブリオレ
最高出力272ps/最大トルク350Nmを発生する3.5リッターV6エンジンを搭載。7速ATと組み合わせられ、10・15モード燃費は9.1km/lとなる

Cクラス/Eクラスのラインナップ中、個人的に最も完成度の高いと評価するEクーペがベースである。多少の重量増はあっても、基本のパフォーマンスはクーペゆずり。屋根を開けてもライドフィールにそれほど違いもない、というわけで、性能面での不満は全くない。ちょっと値は張るが、クーペとどちらにするか、悩みどころではある。CGIモデルが無いのも惜しい。

こういうクルマをさらりと乗りこなす。とっても難しいけれど、挑みがいのあるクルマ好きのひとつの目標だ。

M・ベンツEクラスカブリオレ
通常のエアバッグに加え、オープン専用に開発された前席乗員の頭部を守るヘッドバッグと前後席乗員の胸部を守るサイドバッグを採用した
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