“R”で実感したジャガーの底力
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| ジャガーのハイパフォーマンスモデルとなるRシリーズに、新たに加わったXFR（左）とさらなる進化を遂げたXKR（右） |
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| ミドルクラスサルーンのXFと流麗なクーペ＆コンバーチブルのXKのトップモデルとなる両モデル |
その地力の一端を、ボクはジャガーXFR＆XKRのニューRシリーズに見た気がした。ところはスペイン、セビリア。その郊外を二日間で600km弱、サーキットも数ラップ、走って、やっぱりジャガーってクルマ作りが上手いなと感心させられたのだ。
XFにしても、XKにしても、もともとの素材はいい。おそらく、彼らには、“いいクルマのつくり方”なる手引書、それを格好よくクルマづくりのDNAと言ったりする、が存在しているのだと思う。まずはその“指南”通りにクルマを作ってゆき、最初から“もの”になっていることは少ないけれども、熟成はがんがん進むという伝統がある。今回も、それを見事に証明した。
2台の走りについては次ページで
