日本の国道最高地点がある「志賀草津道路」
上信越自動車道の信州中野ICを降りて東に向かえば、そこが志賀草津道路の始まりです。この道路は、長野オリンピックの会場となった志賀高原と草津を結ぶ全長約50kmの道で、その景色の素晴らしさはとても国道とは思えないほど。日本の国道最高地点である渋峠を境に、群馬県側と長野県側では展望が異なり、その違いを感じながら走るのも楽しいものです。また、渋峠を抜けた後は下りカーブの連続でワインディングを思う存分楽しめるので、走りを重視するライダーからも人気が高い道路です。ただし、見晴らしがいい分一年中風が強く気温も低めなので、その点に考慮した装備を忘れずに持っていきましょう。冬から春にかけて(年によって異なるが、だいたい11~5月頃)通行止めになるので初夏~秋がチャンス |
立ち寄らずにはいられない、道沿いの旅情スポット
幻想的な色とスケールの大きさが魅力 |
白根レストハウスの駐車場にバイクを停めて15分ほどゆるやかな斜面を登れば、そこがカルデラ湖の広がる「白根山湯釜」。直径約300m、ほぼ円形の火口に美しいエメラルドグリーンの水をたたえ、PH1前後と、魚も生きられない世界一の酸性湖を誇っています。わざわざ徒歩で登る価値アリの絶景ポイントです。
白根山湯釜
群馬県吾妻郡草津町草津白根国有林
見学料:無料
時期:冬季は閉鎖