西浦で旬のみかんを味わう
冬の西浦はみかんが真っ盛り。緑の中にオレンジ色の粒が山肌を染めるのは、この季節ならではの情景です。道端にもみかんの木があり、ほのかな香りが漂います。ワインディングのメッカである西伊豆は、景色を眺めながら走ると実にさまざまな表情を持っていることに気づきます。のんびりと散歩気分で走っても楽しい大人のツーリングルートです。また沼津ICから東名高速に乗って一気に帰ることができます。日暮れなど時間を気にせずにゆっくりと楽しめるおすすめスポットです。
![西浦](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/1/9/4/6/6/9/12-2-2-3.jpg) |
(左)山には猪や鹿が多く、自然がまだ色濃く残る
(右)海辺に山肌を埋め尽くすみかん畑 |
![西浦みかん]() |
お土産にパニアいっぱいの西浦みかん |
西浦は日本随一のみかんの産地です。海辺まで下りると、農協の組合の倉庫から、軒を並べる店まで今の時期はみかんだらけ。パニアにたくさん詰め込んでお土産に持ち帰ると良いでしょう。袋からひとつだけ口に運ぶと、ちょっとだけ酸っぱい懐かしい味。海をぼんやり眺めながら、みかんの素朴な味を楽しむのもいいものです。
伊豆ならではの“抜け道”の魅力
今回紹介したルートのように、伊豆には林道然とした抜け道が多くあります。クルマもすれ違えないほど狭い道が大半で、地図にないような道だとワサビ田で行き止まり、ということもあります。メジャーで便利な伊豆半島を縦断する観光道路ではワインディングの醍醐味も味わえますが、こうした抜け道で山から海へと横断するのも伊豆の魅力です。ただし人里を離れるので、助けを呼ぶのも難しい環境です。走行には慎重を期するよう心がけてください。
※本ガイドサイトに掲載されている文章・画像写真などのガイドサイト上の著作物を無断で複製することを禁じます。ガイドサイト上の著作物の著作権は株式会社エイ出版社に帰属します。