バイク/ツーリングスポット

ぶどうを頬張りに勝沼まで行ってみよう(2ページ目)

本格的な秋のツーリングシーズンを控え、真夏の酷暑にバイクから遠ざかっていたライダーのみなさん、リハビリもかねて、山梨県勝沼までぶどう狩りはいかがでしょうか。この時期にうってつけの日帰りプランをご紹介。

執筆者:埜邑 博道

帰り道だって楽しめる

ゆっくりとぶどう園で過ごした後、周囲を取り囲む山々へ向かえば、帰路に着く前のひとときをワインディングで楽しむことができます。今回は137号線で御坂峠を越え、河口湖へ抜けるルートをご紹介。このルートならば、河口湖ICから中央道で一気に首都圏へ戻ることができます。涼しかった勝沼からさらに標高が上がるため、ヒンヤリとした山の空気に浸れるのが魅力です。

137号線は御坂トンネルを使うと、意外とすぐに河口湖側へ抜けられます。しかし時間に余裕があれば、国道から外れた遠回りをしてみるのもお勧めです。御坂トンネル手前に入口のある旧道を辿ると標高1300メートルに達します。ほとんど林道に近い狭い道ですが、標高が高くなると景観も素晴らしく、頂上の小さなトンネルを抜けると、一息つくには絶好の茶屋もあります。ここは太宰治が滞在したことでも知られる茶屋で、現在の建屋は3代目ですが、その記念館もあって何ともいえぬ旅情を漂わせています。

箱根など富士山のメジャーな東側も人気で、山梨県側も知る人ぞ知る絶好のツーリングエリア。とくにこの山梨県側から河口湖側へ抜けるルートは、意外に注目されないマイナーゾーンで、河口湖へ下っていくときの山々の深さとコーナーの数々は、スポーツバイクファンにもお勧めです。

地図
 




※本ガイドサイトに掲載されている文章・画像写真などのガイドサイト上の著作物を無断で複製することを禁じます。ガイドサイト上の著作物の著作権は株式会社エイ出版社に帰属します。
【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで人気のカー・バイク用品をチェック!楽天市場で人気のカー・バイク用品をチェック!
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます