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東モ07に見た、高級車のデザイン その1

東京モーターショー2007で見た、高級車のデザイン。今回はレクサス、ベントレー、アウディなど。

執筆者:松本 明彦


レクサス LF-Xh

ハリアーは、アメリカではレクサスRXとして発売されている。その後継車のコンセプトモデルと言われる、LF-Xh。全長×全幅×全高は、4800×1895×1650mmm、ホイールベースは2850mm。現行モデルより、一回り大きくなっている。X5などのライバル達を見据え、特にホイールベースは長くなっている。V6ハイブリッド+AWD。

極端に短いノーズ、極端に寝たA、Dピラー、大きく長く薄いキャビン、高いベルトライン、長いホイールベースの基本プロポーションが非常にモダン。張り出したショルダーラインやフェンダー、ホイールを掴むようなサイドシルは、SUVとしての力強さを表現。外側が鋭く、内側が丸い「アローヘッド」と呼ばれるフロントグリル縁取りやウィンドウモール、ドア下端につくモールは、レクサスのデザインキュー。そのモール類やヘッドランプ、テールランプ、エグゾーストフィニッシャーなどに、書道の「とめ、はね、はらい」のような面、線の流れが見える。


レクサス LF-A

レクサスの頂点を担う、V10 5L以下のエンジンを積む、プレミアム2シータースポーツ LF-A。

全長×全幅×全高は4460×1895×1220mm、ホイールベースは2605mm。

ボディには軽量で高剛性な素材CFRP(炭素繊維強化プラスティック)を採用する。このデザインは、この素材によって可能になった造形でもある。

F1をイメージさせる、特徴的なノーズ。LF-Aも、ヘッドランプ、ショルダーラインのエアインテーク、テールランプなどに、書道の「とめ、はね、はらい」のような面、線の流れが見える。

レクサス GS

10/18マイナーチェンジしたレクサスGS。鋭いグリルの縁取りに食い込んだ丸いヘッドランプは、「アローヘッド」やLF-Aのヘッドランプへ繋がるデザインだ。
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