12万円のクリーム?!
昨年の資生堂「クレ・ド・ポーボーテ新シネルジックライン」のクリーム12万6000円に続き、コーセーからも11月16日に「コスメデコルテ AQミリオリティ」のクリーム(45グラム入り)が、12万6000円(税込)で発売されるそうです。1グラム2800円。2009年10月までの金の価格が(金が好きなので、何でも金と比べます)、1グラム2300円~3000円くらいですから、ちょうど同じくらいですね。ちなみにクリームには金ではなく、「丹波産黒大豆エキス」が入っています。おいしそう!
わたしたちは、コスメの何にお金を払うのでしょう?みんなキレイになるために作られているので、どれでもいいはず。でも選びたくなるのは、『こんな風になれるかも!』というワクワクした期待感があるから。つまり、期待感にお金を払うのですね。期待感が高くなればなるほど、「お値段が高くてもいい~」という気分になります。
つい欲しくなるコスメ
つい欲しくなるコスメ。最後まで愛せず、つい浮気心が芽生えてしまう…
どれくらいお肌がキレイになるという効果が数字で表せないので、「こんなステキな原材料を使い、こんな効果が期待出来ます」というPRと、容器、コスメをつけた時の心地よさで、わたしたちは期待値がどれくらいか=いくらまでなら買ってもいいかを判断します。
期待どおりの効果が得られたかどうか?これも数字では表せませんので、最初の期待感のことはすっかり忘れた頃に、季節の新商品のご案内が届いたり、別の期待感が芽生えてしまい、ついつい次の商品が欲しくなるんですね。コスメを買って、最初に使った時点で、期待感は満たされたと言ってもいいでしょう。使いかけの美容液があるのに、新しく買った物を開けてしまうのは、このためです。
スキンケアだけでなく、メイクだって「新色」「なめらか肌」や「さらにボリュームアップ」なんて言葉を聞けば『もっとステキなわたしになれる!』と期待感は自動更新してどんどんアップします。
あなたのお家にも、使っていないスキンケア、マニキュア、マスカラ、アイシャドー、口紅などなどありませんか?
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