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ミニカープレゼントもあり! 実際に使って徹底分析 ミラ ジーノの魅力は?

12月にダイハツから登場した新型ミラジーノ。今までのジーノ、そして他のモデルとの違いはどこにあるのか? 実際に使ってみて、どんなクルマで、どんな人にオススメなのかを探ってみました

執筆者:森山 みずほ


PAGE1  はじめに~ジーノの特徴
PAGE2  実際に走って、使ってみて

ミラ ジーノってどんなクルマ?


クラシカルな雰囲気が魅力のミラジーノがフルモデルチェンジしました。
と言っても、今までのミラジーノが持つ雰囲気は大きく変えていないので、ドラスチックには変わってないように感じる人もいるかと思いますが、実は安全や環境性能、そして質感など見た目以上に大きな進化を遂げています。
 まずはジーノが持つ特徴を一つ一つ見てみましょう。

●安全性
今や乗員の安全を確保するのは当たり前。ミラジーノの場合は、万が一歩行者と衝突した場合でも歩行者への衝撃ができるだけ小さくなるよう工夫した、新しい骨格構造が採用されています。そのため来年9月から適用が開始される、国土交通省の「歩行者頭部保護基準」を先取りし、軽自動車としては初めて認可を取得しています。らかなラインのフロントマスクは、クラシカルな雰囲気を出すためだけのデザインではなく、そんな安全性も考えられたデザインでもあるのです。

~ブレイクタイム~
ちょっとミラジーノとは話しがそれますが、なぜこの歩行者頭部保護性能ということが、最近クローズアップされているのか、御存知ですか?
実は交通事故死者数は、年々減少傾向にありながらも、歩行者の事故は死亡や重傷に至る割合が高く、その死者数は交通事故死者数全体の約3割(平成15年中)という高い水準を占めています。そしてそのうちの過半数は頭部を損傷して死亡しているのです。
そこで、歩行者の死者を減らすためにクルマ側でできる対策はどのようなものがあるか? ということから、ワイパーなどのとがった部分がむきだしにならないような工夫や、ボンネットを柔らかくするなど、 自動車と歩行者が衝突する事故において歩行者の頭部が受ける衝撃を少なくする工夫をクルマ側がすることで、交通事故による死者数を減らそうと、歩行者頭部保護性能テストを導入することとなったのです。

●環境
2WDの全車は、10・15モード走行燃費が20.5km/l。そんな低燃費さに加え、エンジン始動時の排出ガス浄化に効果をもたらす「触媒早期活性化システム」を2WD車に採用したり、燃料タンクなどを鉛フリーにするなど、環境面に配慮した性能が積極的に導入されています。
そのため、グリーン税制に適合しているので取得税が一律9,000円減額されます(平成18年3月31日まで)

●ボディカラー
アプリコットキャンディメタリック(このカラーは個人的にオススメです)など、個性的な9色を用意。ただ今回はバリエーションの豊富さだけではなく、その塗装にもちょっといしたこだわりが! プレミアムクリアコートと呼ばれる、乾燥時の収縮が少ない新開発のクリア塗料の増膜を採用したことで、より深みのある光沢感になっています。
ボディ表面のアップです。こんな感じに輝いてます

この塗装はかなりデザイナーさんがこだわった自信作、というだけあり、実車を見るとなかなか上質な雰囲気で、とくに太陽の下で見ると、その光沢の綺麗さがよくわかります。
写真一番左がアプリコットキャディメタリックです



●快適装備
内装の基本デザインなどは、実は先に発売されているラテと一緒。ただ基本が同じだけで、ドアの内張はファブリック製になっていたり(ラテは樹脂)メーターの文字を変えるなど質感がアップされています。またイオンを放出することで、雑菌やカビ菌の繁殖を防ぎ減少させるプラズマクラスター付オートエアコンをLを除く全車に標準装備。その他、花粉や埃を除去するクリーンエアフィルター、紫外線を99%カットするUVカットガラスを全面に採用。またオプションですが、アロマも室内で楽しめるようになっています。


さて大まかな特徴をピックアップしてみましたが、実際に乗って、使ってみたらどうなんでしょうか?
次は実際に使ってみたレポートをお届けします
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