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マタニティシートベルトの盲点

以前このクローズアップでお伝えした妊婦用のシートベルトを使ってみて、妊娠後期にひとつ気になることを発見しました。それはマタニティウェアとは少し相性が良くないということ。

執筆者:森山 みずほ


人一倍大きなお腹を抱えるようになり、そんな姿で運転し、シートベルトをすると「なんでベルトしてるの? しなくてもいいのに」と知人から何度か指摘された。

ニュースレターでも話たが、妊婦でもシートベルトは必需品。万一の時、母親の身体が守られなければお腹のベビーの安全性は確保できないんだから。と同時に、この補助装置のおかげで、かなりシートベルトとの圧迫感からは開放され、積極的にシートベルトをしようという気になれたのも事実。

ただし妊娠後期になってきって、とある問題が発生した。そう、想像すればわかる話だが、スカートではこの補助装置がうまく使えないのだ。妊娠中期頃まで、私はほとんどパンツスタイルだったのだが、さすがにお腹が大きくなると、パンツスタイルも窮屈になってくる。そこでマタニティウェアなどのスカート系になるのだが、これが結構大変。

説明書には『スカートの場合はスカーフを使って・・・・」と書いてあるが、そんなの絶対無理。なにしろマタニティウェアって、たいていがロングスカート。しかもかなり裾にゆとりがあるので生地の量がとっても多い。これを太股付近までたくしあげて・・・・というのは、さすがに不格好だしスカートの束が股関節あたりにたまってしまって余計動きずらくなってしまう。そう、なにを隠そう私はチャレンジしましたよ。写真も撮ったけど、あまりもの悲惨な姿にさすがに公開するのは控えさせてもらいます(笑)。
 
それに走っていて、トラックやバスなどの背の高いクルマからの視線も気になったし。だってスカートたくしあげている姿は、どう考えてもヘンだもの。
 
ただ冷静に考えると、運転する時にそんな裾の長いロングスカートという服装自体、あまり適していない。そう思い、最近では運転するときはウェストを一番緩くした(そう、マタニティパンツはウエスト幅が調整できるのだ)パンツスタイルにしている。

でもパンツスタイルで、この補助装置を使っていると「あれっ?ベルトしてるっけ?」と改めて確認してしまうほど、使用感を感じない。だからロングドライブには、まさにうってつけ。大きなお腹にベルトが当たらないので精神的にも安心だし。

この補助装置を使うのもあと少し。かなり使い続けているのでそろそろお洗濯してみようかと思っているので、次回はそのお洗濯レポートを!
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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