運転が上手くなるには、どうしたらいいですか? という質問をよくスクールとかで受けることがある。
上手い運転=スムーズな運転ができる、ということ。そしてスムーズな運転をするためには、的確な状況判断ができないといけない。この状況判断っていうのに、実は「慣れ」という要素がとても影響してくる。

男の子の場合、学生の頃からバイクを乗ったり、先輩や父親と一緒にドライブに行ったりで、比較的、車道に出る機会が多かったりする。対照的に女の子は、免許をとって初めて車道に出てクルマの流れを肌で感じる・・という人が多い。もちろん女の子だって両親と一緒に子供の頃からクルマに乗ったりする機会はあるが、男の子と違って、過ぎゆくクルマや標識に興味を持つなど、そうそう道路に関心を向けたことがない人がほとんど。だからすでにこの時点で「車道」に対する慣れに差が出来てしまう。

だから運転に自信がない、という人に私は「まずは、運転に慣れている人の助手席に乗るだけでも、すごく変わるよ」と話ている。よく助手席の人って「あっクルマ来る」とか「人、人、危ないよ」とか騒ぐことが多いでしょ? あれって助手席の人は気持ちに余裕があるから、周りの状況判断がとても良くできている。だから色々見えてうるさかったりするわけ。これを逆手にとって、ドライビング練習に活用しちゃう!

周りのクルマの動きや、こういう時はどうしたらいいかの状況判断をする練習をしてみるのだ。ドアミラーをのぞいたり、死角となりやすい斜め後ろのクルマの感覚や動きなどを見たりして。ただし、声に出して騒ぐとドライバーに嫌われちゃうので、あくまでも心の中でつぶやいてね。

こうやって、助手席からでも周りを見る練習をしていると、クルマの流れなどの状況判断に慣れてくる。そうなったら、あとはクルマの運転に慣れるだけ。クルマの運転と状況判断の、二つのことを同時に慣れようとするから、パニックに陥りやすい。
助手席もただ座っているだけでなく、こうやって活用すると結構楽しいし、勉強になるものですよ。
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