フィアット社内のプロジェクトコードで”350”と呼ばれるコンパクトMPVが"IDEA”(イデア)という名前でジュネーブショウデビューしました。扱いやすいコンパクトなMPVをコンセプトに開発されたイデアは、さしづめコンパクトカー市場において苦戦を強いられているフィアットの起死回生の一打、というところでしょう。
主に欧州マーケットを睨んで、今年の秋から来年始めにかけてローンチされる予定で、ベースとなるのはプントです。つまり、日本のホンダがシビックベースでストリームを作ったり、トヨタがカローラベースでウィッシュを作ったりするのと同じ、です。ただしシートは2列、ですが。
実物を見ないと何とも言えませんが、インテリアのカラーリングやデザインもなかなかオシャレでこれなら売れるかも・・・。スティロ似のキリリとしたフロントマスクも良い感じ、だし。
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