ランボルギーニ/ムルシエラゴ

ランボ最新モデルに速攻インプレッション ムルシエラゴ、日本の道を走る(4ページ目)

ついにランボルギーニムルシエラゴが日本の道を走った。ナンバー付き正規車両の速攻インプレッションだ。協力:アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン

執筆者:西川 淳

想像していたほどボディ剛性が高いとは思わなかったが、ディアブロと比べれば雲泥の差だ。まったくもって安心感がある。もっともクルマ全体と一体となって震えるエンジン周辺のマナーは、ディアブロでも大差なかったように思われる。

この間のエグゾーストノートというと・・・。残念ながら官能的というものではない。ただし、音と加速のズレがないので、気持ちよくドライブできることは確かだ。

加減速に際して、シフトワークが気持ちよくスパスパきまるのも嬉しい。ヒール&トゥも容易い。操作系がすべてに軽いから、慣れるのも早いというわけだ。

ランボルギーニは確実に進化している。もちろん、これまでの持ち味であった、荒々しさや猛々しさ、御する楽しみは薄れたかも知れない。がしかし、肝心性能の部分で確実な成長を果たしさらに乗りやすくなったのは、大いに歓迎したい。誰もが楽しめる(もちろん莫大な投資は必要だが)スーパーカーであっても、ボクはいいと思った。

なお、今年の輸入台数は30台弱という。
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