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東京モーターショウ自体は面白かったけど・・・ 東京モーターショーのイタ車雑感(4ページ目)

いよいよ日本で行われる21世紀最初のモーターショウが、千葉市幕張メッセにて開幕した。話題のクルマが多く登場した中、我らがイタリア車の展示はどうだったのだろう・・・。

執筆者:西川 淳

親会社がフェラーリ、ということもあってマセラティブースはフェラーリの裏側にあります。何と行っても見逃してはいけないのが、4200スパイダー。黄色とシルバーの2台が展示されています。それなりに高級な雰囲気が漂っていて、ちょっと近寄りがたいのが難ですが、ショートホイールベースの2座スパイダーは、やっぱりカッコいいですよ。


ミシュランタイヤのブースには、本サイトでも以前にお見せしたエドニスが展示されていました。日本初登場です。是非近寄ってみて下さい。かみつきません。大丈夫です。異様です。ド迫力です。慣れればイッキに欲しくなります。約1億円なんだそうです。ふう。

自由に乗っていいみたいです。貴重な体験ですよ。二度と見れない可能性もあります。そういえば開発エンジニアのニコラ・マテラッティさんもお見かけしたような・・・。氏はフェラーリF40やランチアストラトスなんかを手がけている、有名スーパーカー人なのです。

とまあ、イタリア車の見所はそんなところでしょうか。156GTA、ムルシエラゴ、4200スパイダー、エドニスを見れば十分だと思います。


イタリア車ファンとしては残念だけど、他社のブースの方が面白いのがいっぱいいます。例えば、光岡のオロチ(大蛇)。どーです?このド・スーパーカー。NSXのマフラーと内装が見えますけど、このデザインは正にランボルギーニ系スーパーカーと同じベクトルじゃないですか!25歳の金髪日本人デザイナーに拍手。モチーフは古いんですけどね。V8積んで600万円ぐらいなら欲しいと思います。中古のNSXとかをベースにするのかなあ。




ジウジアーロ息子さんを見かけたと思ったら、デザインを手がけたVWのW12っていうスーパーカーが2台展示されていました。24時間連続走行の速度記録を作ったマシンと市販できそうなオレンジの2台。こういうカタチって、安心できるスーパーカーの見本ですよね。新しさは皆無ですけれど。
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