そう、クルマの種類ごとに並べられるのです。最も中央よりのBBスペースを指示された僕は、緊張しながらバックでスペースへ。ぷ、ぷ、ぷすん。ああ、やってもうた!エンストです。気を取り直して、もう1回。ぷすん。またエンスト。いやあー恥ずかしい!!
BBは全部で11台。うち4台がなんと生産台数387台しかない365というのには驚きです。ケーニヒスペシャルズのBBもいます。この光景、スーパーカーファンには堪えられないものがありますねえ。
春のミーティングは、すべてのフェラーリに参加資格があるため、この広場を埋め尽くすほどの数が集まりますが、さすがに古めのフェラーリだけのイベントとあって、スペース的には余裕の台数です。それでも80台もの跳ね馬が集まっています。
僕的には、ディーノが15台も集まるさまが印象に残りました。あの綺麗なピニンファリーナスタイル(最高傑作だと僕は思います)が、咲き乱れる柔らかな花弁のようにふくよかなラインを並べています。
308シリーズも、今こうして見るとシンプルな美しさがあります。確実にディーノの血を引き継いでいるのですね。初期のモデルは一層に美しく、これからのコレクターズアイテム化は間違いありません。相場も上昇傾向だそうです。