FIAT(フィアット)/フィアットの試乗レビュー・車種情報

フィアットスティロのバルセロナ試乗会 国際試乗会ってこんな風、です(3ページ目)

フィアットの新コンパクトカー、スティロの試乗会がバルセロナで開催されました。本記事では日頃みなさんが見ることのないインターナショナル試乗会の全貌をお届けしちゃいます。

執筆者:西川 淳

3日目
いよいよ試乗の日。9時過ぎにバルセロナ市内からバスで3,40分のカタロニアサーキットへ。パドックの特設テントにはグレードごとに200台以上のスティロが並んでいる。売るほどある、とはこのこと。


フィアット試乗会は基本的に早い者勝ち。希望のグレードや仕様をすばやく決めて、キーを抜きロックする。そうしないと他国のジャーナリストに取られてしまう。日本人チームは2.4L1本狙い。だって、入ってくるとすればそれしかないだろうから。オプション装着車もきっちりゲットするのが肝要。

今回、日本人ジャーナリストは11人。二人一組で6台のコンボイを組み出発する。試乗ルートは一応決められていて、道しるべがあるから、初めての土地でも、問題なく走れるはず・・・。
 
一行は、ルートに従って高速道路に入り、そこでまずは"並走"撮影。カメラカーから走る車を1台づつ撮っていく。と、ここでルートを間違えた事に気づき、慌てずみんなで来た道を戻る。

高速を降りると、ちょっとしたワインディングに。ここで、コーナーの走りを撮影。他国のジャーナリストもタイヤを軋ませながら走りすぎていく。地元の人々の走りもけっこうすごくて、トラックなどは3輪走行でヘアピンを駆け抜ける。


写真はUターン場所で笑顔のサラ嬢(フィアットオートジャパン)。
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