試乗車はモデナスパイダーのF1マチックである。1898万円というプライスタグが付く、大変高価なクルマ。にもかかわらず、予約金300万円を支払って納車されるのはおよそ2年後というから、世の中、不況なのかしら・・・。あるところにはある、のね。
スタートは都内。カーセンサー誌の取材(3月29日発売号。見てねん)で、大乗フェラーリ教教祖・清水ソーイチせんせのF355スパイダーと“競演”であった。
小さな黒屋根をポツンと載せたようなクローズドスタイルは、ややもするとカタチを崩しがちなクローズド状態のオープンカーと違って、それはそれでなかなか愛くるしい感じ。モデナベルリネッタ(クーペ)のデッシリと威圧感のある風情とは全く違う。