シビックHVと同等の好燃費を達成
パワートレインには、1.3Lエンジンを電気モーターでアシストする軽量・コンパクトなハイブリッドシステムを採用。シビックハイブリッドと同等の低燃費を達成するとともに、新開発の専用プラットフォームを採用することで、優れたユーティリティと軽快で気持ちのよい走りを実現します。
シビックハイブリッドゆずりのIMAシステムを用いているのは想像に難くないでしょう。ただ、パリショーの直前に、ロームと本田技術研究所が共同開発した、新素材SiC(シリコンカーバイド)によるハイパワーモジュールが発表されているので、これが何らかの形で関係しているのかもしれません。
ホンダの福井威夫社長は、パリモーターショーの発表会場で「新型インサイトを既存のハイブリッドカーよりもお求めやすい価格に設定することで、より多くのお客様にハイブリッドカーを提供していきたい」と述べたとのこと。ハイブリッド専用車でありながら、スポーツカー的な側面もあり、この先スポーツカーにも不可欠になると思われるハイブリッドとの融合がどのように実現されるのか、非常に興味深い1台だと思っています。
次期インサイトは、2009年春に日米欧にて発売予定で、年間20万台を販売する計画とのこと。市販される日を楽しみにして待つことにしましょう。