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MINIジョン・クーパー・ワークス発売!(2ページ目)

モータースポーツの伝統を受け継ぐMINIのサブブランド「John Cooper(ジョン・クーパー)」の名を冠したMINIのハイパフォーマンスモデル「MINI John Cooper Work」が、9月下旬より国内販売開始。その内容を紹介。

岡本 幸一郎

執筆者:岡本 幸一郎

車ガイド

コンパクトながらハイパフォーマンスかつエコ

エンジンは、1.6L直4 DOHC16バルブ・ターボ。コモンレール式の直噴装置と組み合わされ、最高出力は155kW(211hp)/5500rpm、最大トルクは260Nm/1850~5600rpmを発揮。オーバーブースト時には280Nm/2000~5300rpmを発生する。
1.6L直列4気筒DOHC16バルブ・ターボ付エンジンは、最高出力は155kW(211hp)/5500rpm、最大トルク260Nm/1850~5600rpm(オーバーブースト時280Nm/2000~5300rpm)を発生。0-100km/h加速6.5秒、最高速度238km/hを誇ります。

「MINI CHALLENGE」で使用されているレースマシンと同じ6速MTを搭載 MINI John Cooper Worksは、効率性においても妥協がありません。ハイパフォーマンスでありながら、高い燃費効率と低CO2排出を実現しているのも特徴です。日本とEUでは燃費の考え方が違うのですが、EUテスト・サイクルにおいて、MINI John Cooper Worksの平均燃料消費量は、100kmあたり6.9Lとのこと。MINI Cooper Sと同レベルの燃料効率を実現しています。MINI Cooper Sでは、国土交通省審査値による燃料消費率10・15モード:14.2km/Lとなっているので、ほぼ同等と考えていいでしょう。

さりげなく配されたマークが誇らしげ
また、1km走行あたりのCO2排出量は165gに抑えられており、さらにヨーロッパのEU5、アメリカのULEV llというふたつの厳しい排出ガス基準のすべてをクリアしています。つまり、MINI John Cooper Worksは、効率性の高さと厳しい排出ガスの基準をすべてクリアすると同時に、CO2排出量の少ないエコなハイパフォーマンスカーといえます。

MINI正規ディーラーでは、John Cooper Worksの半世紀にわたるモータースポーツの伝統を反映したMINI John Cooper Worksのアクセサリーを販売中。MINIならではの特徴や特性に応じて完璧に設計されている。MINIのキャラクターをいっそう強調するため、モータースポーツからヒントを得た機能やデザインを備えた数多くのアクセサリーを、インテリアとエクステリアの両方に用意している
趣味性の高いクルマでも、いかにエコであるかが求められるようになった時代において、このMINI John Cooper Worksは、非常に時代にマッチした1台だと感じています。価格は少々高めですが、得られる満足感のとても大きなモデルだといえるでしょう。

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