スカイラインクーペ・エアロスポーツコンセプト
純正用品にはないアグレッシブなデザイン。GT-Rに勝るとも劣らない迫力!……というと言い過ぎか!? |
日産では、ブース中央のステージ上に展示されていた「スカイラインクーペ・エアロスポーツコンセプト」を紹介しましょう。
クーペ 370GTタイプSPをベースに、「スカイラインクーペの持つ、躍動感あるデザイン、胸高鳴る卓越した走行性能、洗練されたインテリアをさらに昇華」をコンセプトに開発。ボディをバイブラントレッドにペイントし、フロント、サイド、リアの各部に純正用品にはない特徴的なデザインのエアロパーツが与えられています。インテリアも、バイフラントレッドに合わせ、赤を基調に変更されています。
なお、このモデルに装着されているパーツの市販化が気になるところですが、今後の反応を見て検討するとのことでした。
スポーツ・モデューロ・TYPE R
2007年スーパー耐久シリーズのクラス4でチャンピオンに輝いたマシン「Honda Access ADVAN CIVIC」のテクノロジーを受け継ぐコンセプトモデル |
ホンダでは、純正用品「モデューロ」ブランドの今後の方向性を示すコンセプトモデルとして、「スポーツ・モデューロ・TYPE R」が参考出品されました。昨年のスーパー耐久レースへの参戦により培ったテクノロジーをフィードバックし、「実効空力」のコンセプトに基づいたエアロパーツを装着しています。
レース車両と市販のシビック・タイプRとを結びつけるイメージで開発された同モデルは、そのイメージを守るべく、あえてショーカー的な装飾を施していないのが特徴です。エアロパーツの開発にあたって、テスト車の助手席にデザイナーも同乗し、パーツの違いによる空気の流れを体感して進めたというエピソードもあるとのこと。そして、「実効空力」のイメージをエクステリアデザインで表現したとのことです。
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