タイヤの保管は縦置きが基本、空気圧も低めに調整
保管の前にはタイヤをしっかりと洗い、空気圧を指定の半分くらいにまで落としておくといい |
そしてタイヤの空気圧を各車のメーカー規定空気圧から半分ほどに落とします。空気圧が高いままでは、常にタイヤに負荷が掛かった状態となり、やはりタイヤの劣化を進める要因となるからです。
以上の準備ができたところで、ようやくタイヤの保管に移ります。保管する際は、タイヤを立てて置くのが基本ですが、ホイールにセットした状態であれば横積みでも問題はありません。ただし、タイヤをホイールに組まず単体で保管する場合は、必ず縦置きで保管して下さい。
横にして積み重ねてしまうと、下のタイヤが重みで変形してしまうからです。タイヤの変形を抑えるためにも、なるべくホイールにセットした状態で保管するといいでしょう。また、タイヤを床の上にそのまま置くと、タイヤからしみ出た油で床が汚れることがあるので、タイヤラックなどを使わない場合は、タイヤの下にシートなどを敷くといいでしょう。