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冬用タイヤを長もちさせる保管方法(2ページ目)

そろそろ雪国のドライバーにとっても、本格的に冬用タイヤからサマータイヤへと交換する時期となりますが、冬用タイヤは保管の仕方によっても劣化の度合いが大きく変わってくるので、注意が必要です。

執筆者:宮島 小次郎

タイヤの保管は縦置きが基本、空気圧も低めに調整

 スタッドレス
保管の前にはタイヤをしっかりと洗い、空気圧を指定の半分くらいにまで落としておくといい
タイヤを保管する場所が決まったら、次にタイヤの保管方法ですが、まずタイヤを外したらきれいに洗い、泥などを落とすことが先決です。洗ったタイヤは濡れたままにせず、しっかりと乾かしてから保管します。

そしてタイヤの空気圧を各車のメーカー規定空気圧から半分ほどに落とします。空気圧が高いままでは、常にタイヤに負荷が掛かった状態となり、やはりタイヤの劣化を進める要因となるからです。

以上の準備ができたところで、ようやくタイヤの保管に移ります。保管する際は、タイヤを立てて置くのが基本ですが、ホイールにセットした状態であれば横積みでも問題はありません。ただし、タイヤをホイールに組まず単体で保管する場合は、必ず縦置きで保管して下さい。

横にして積み重ねてしまうと、下のタイヤが重みで変形してしまうからです。タイヤの変形を抑えるためにも、なるべくホイールにセットした状態で保管するといいでしょう。また、タイヤを床の上にそのまま置くと、タイヤからしみ出た油で床が汚れることがあるので、タイヤラックなどを使わない場合は、タイヤの下にシートなどを敷くといいでしょう。



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