限定30台のファイナルモデル!
二人乗りのミニマムコミューターとして、完全独立ユニークな道を歩み続けるスマート。ラインナップのなかでも、その軽さと小ささを利用して完全スポーツに仕立てられたのが、スマートロードスターとスマートロードスタークーペである。エンジンはわずかに700ccプラス、ターボ。けれど車両重量が830kg(ロードスター)という現実離れした軽さゆえに、そりゃもう飛ぶように走る軽快さが味わえる。クルマというより「乗り物」と言った方がいいくらいの乗り心地なのだ。最近の、ネコも杓子も「ヒップポイント」だの「乗り降りのしやすさ」だの「車内空間の広さ」といった流行には見向きもせず、徹底的に低く、乗り降りは面倒くさく、車内は狭い潔さ。走っているとまるで路面でオシリが削れそうな勢いで、それがなんともたまらない心地よさを醸し出す。
クルマってただ走るだけで楽しいものなのだなあ、と。
けれど、その2台もついに生産中止。そして日本における最終モデルが発売になった。その数わずかに30台! ブラバス仕様のスパルタン装備や、DVDナビゲーションシステムといった特別な装備を装着されたファイナルモデル。最後のチャンスをお見逃しなく。
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