国産車/国産車関連情報

コンパクトSUVの万能性(2ページ目)

三菱のRVR、6月にも登場する日産ジューク、BMWのX1やプジョー3008、MINIカントリーマンなど、コンパクト・ミドルサイズのSUVが旬。今回は国産SUVに注目した。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド

走りもちょうどいい

インパネ三菱らしいスポーティなインパネ。価格を考えると質感は相応というレベルだ。初めてでも戸惑うことなく使えるので、夫婦で共有するようなファミリーカーとして最適だ。ポケッテリアはミニバンや軽自動車のように驚くほど多くはないが、不足は感じなかった RVRは、139ps/17.5kg-mの1.8LのNAエンジンと6速スポーツモード付CVTを組み合わせるが、決してパワフルとはいえない。しかし、6速スポーツモードのおかげで状況に応じてシフトダウンさせれば、フレキシブルに走れる。JC08モード燃費の13.8km/Lからも分かるように、燃費重視のエンジンセッティングなのだろう。

ライバルは日本車だが

デュアリス
デュアリスの魅力は、都会に映えるデザインと快適性と走りのバランスがいい足まわりにある。RVRと同様に街中でも扱いやすく、ボディサイズを持て余すことはない
RVRの登場に加えて、BMWのX1やプジョー3008やMINIのSUVカントリーマンなど、コンパクト・ミドルサイズのSUVが旬を迎えている。

今回は、RVRを軸に国産車でライバルを探すと、スバル・フォレスター、日産デュアリス、来月にも登場する日産ジューク、トヨタではRAV4やヴァンガード、ホンダではCR-Vやクロスロード、スズキのエスクードなど選択肢は数多いが、RVRを軸に考えるとフォレスターやデュアリスあたりを競合として選ぶと納得の選択ができるのではないだろうか。

コンパクト・ミドルサイズのSUVはファミリーユースにも、アウトドア派にも受け入れられる居住性や積載性、機動力を備えている。ポスト・ステーションワゴンの地位を担うだけの使いやすさがあり、多くの人に奨められる万能性の持ち主といえるだろう。
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