使い方で装備を選ぶ
ベッドスペースでの就寝は、大人1人、子ども1人までが最適だろう。通常は後席として2人乗車できるが、簡単な操作でベッドになる。テーブルで調理、食事も可能だ |
実際に走らせてみると、ルーフを改造してポップアップルーフなどにしているモデルが大半であるため、ノーマルよりも若干ノイズが大きくなるなどのデメリットも感じる。しかし、飛ばすよりもゆったり走る方が似合っているし、パワー的にも交通の流れに乗ることも容易なので普通に走る分には不安はない。高速道路を頻繁に使って走るのなら、ターボ装着モデルをチョイスしてタイヤも1サイズアップするなどすれば、ロングランも十分こなしてくれるはずだ。
大人2人、子ども1人でもOK
ルーフ部分は必ず閉めて走る。スペースとしては大人1人が快適さを保つ適正人数といえるだろう |
繰り返しになるが、軽キャンパーは費用の面や駐車場所の問題などがクリアしやすく、大きなキャンピングカーほど敷居は高くないのも事実。それが受けての人気ぶりだが、やはり使い方が明確に決まっていることが、飽きずに「買ったかいがあった!」と納得できる必要条件だと思う。寝なくても軽ミニバンとして使えるが、プラス50万円~100万円のエキストラフィーはもったいない。しかし、「手に入れれば夢が広がるな!」と思いに駆られる、魅力的な存在であるのも事実だろう。