ミニバンの王者が生まれ変わる
写真は昨秋の東京モーターショーで披露されたコンセプトカーの「FT-MV」。ショーモデルから市販車になると現実的なデザインになるが、新型クラウンがそうであるように、コンセプトカーのイメージはかなり残される模様。ボディは標準系とエアロ系が用意されるようだ |
排気量は従来どおり2.4Lの直4と3.5LのV6で、3.5Lはエスティマと同じく280ps到達は必至。現行モデルの弱点は、エリシオンなどと比べると、フロア高さがあるためやや乗降性に難があること、2列目シートが後発のエスティマやMPVよりも「普通」のため、いまやLクラスミニバンに必須のオットマン装着など、さらなる装備の充実化は間違いない。エスティマで評価の分かれた内装の質感は、アルファードに限ってはコストダウンを悟られる出来のはずはなく、クオリティアップも期待できる。ボディサイズはほとんど変わらないはずで、やや幅広に全高はフロア高が下がることに比例して低くなるだろう。
エルグランドはまだ先
次期エルグランドはFRに決別し、FFになるのではと目されている。写真は北米国際自動車ショーに出展された「フォーラム」。アラウンドビューモニターのさらなる進化が予想される |
次ページはスバルの新型ミニバンについて