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街中でも扱いやすいSUV~その1~

SUVが欲しいけど大きくて運転しくにいのでは? と敬遠している向きも少なくないはず。今夏に登場した2代目エクストレイルはややサイズアップを果たしたものの、まだジャストサイズといえる貴重な存在だ。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド


街中でも気軽に乗れるSUV

フロントビュー
ミドルサイズの国産SUV。見た目はキープコンセプトだが大幅に進化。全長4590×1785×1685mm、ハイパールーフ車の全高は1770mm。価格は199万5000円~253万500円
大型化するSUVの中にあって、街中でもボディサイズを気にせず、しかも大人4人以上が快適に座れて、ロングドライブもこなすSUVはないのか? こうしたリクエストに応えてくれる今夏登場2台を紹介しよう。

やはりアウトドアに最適なエクストレイル

リヤビュー
ボディサイズは全長が長くなったものの、林道など狭い悪路での走行を配慮して全幅は最小限のアップにとどめている。デザインはあまり変わっていないように見えるが、空力性能向上を追求したのが2代目の特徴
高い悪路走破性と撥水性の高い車内など、アウトドア向きの本格派SUVとして確固たる地位を築き上げた初代から、2代目にバトンタッチしたエクストレイル。従来のヨンク系SUVはランドクルーザーなどの大型SUVか、ジムニーという小型SUVという極端なボディサイズの幅があり、ちょうどいい大きさの本格系SUVはあまり見られなかった。アウトドアブームが落ち着いても、その得難いキャラクターが支持され、エクストレイルはSUVの中でも着実に台数を売り上げてきた。

2代目は成功作を引き継ぐだけあってキープコンセプトだが、大幅にアップデートされている。まず、全長が長くなるなど立派になったのが見た目の特徴。さらに4WD性能を引き上げ、自転車の前輪を外さずに積める積載性能、アイディア満載のユーティリティをさらに磨き上げたのが大きな柱だ。

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