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2008年の主役はクリーンディーゼル

日本では「悪者」のイメージが強いディーゼルだが、欧州では以前よりディーゼルが受け入れられ、「次世代ディーゼル」の開発も進んでいる。今回は日本メーカーも採用するプジョー・ディーゼルの印象をお届けする。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

ディーゼルはヨソから買う

エクストレイル
2008年秋には次世代ディーゼルを積んだエクストレイルが発売される
来年秋に日本でも次世代のクリーンディーゼルを搭載した日産エクストレイルが発売される。続いてホンダもディーゼルエンジン搭載車をデビューさせる予定。しかし現在開発中のディーゼルは、日産が2リッター。ホンダ2.2リッターで、車重1.5トン以上のモデル用だ。そう遠くない将来、一回り小さいエンジンを必要とするだろう。

されどエンジンの開発には莫大な投資をしなければならない。そんなことから「ディーゼルを得意としているメーカーから買う」という流れになってます。今回紹介するプジョーの1.6リッターディーゼルも、マツダ車やフォード車に搭載されるなど、高い評価を受けている。

308
1.6リッターのディーゼルエンジンを積むプジョー308に試乗。このユニットはマツダ車にも採用されている
試乗車はプジョーの最新モデルである「308」。現在販売されている307の後継モデルで、車格的には「Cセグメント」。つまりVWゴルフやホンダ・シビック、マツダ・アクセラと同じクラスに属す。1.6リッターのディーゼルエンジンがちょうど良いサイズと言っていい。

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