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怖いけど楽しい!? 雪道ドライブの極意とは(3ページ目)

初心者のみならず、ベテランドライバーからも「雪道はイヤだ」という話をよく聞く。確かに事故の危険度は高まるが、むやみに怖がる必要はない。ちょっとしたコツをつかめば雪道ドライブは楽しくなる!

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

雪道ドライブに必要なのは「慣れ」

氷上試乗会場
まずは広い安全な場所で雪道に慣れていきたい。そうすれば恐怖が喜びに変わる日も近い!?

国沢:
ではどこからが急な動作で、どこからが急な動作ではないかって分かる? しかも路面によっては、ゆっくりブレーキ踏んだり、ゆっくりステアリング切っても滑る場合もある。

新美:
そうですね。ではどうしたら良いのでしょうか。

国沢:
これはもう「慣れること」しかない。

新美:
と、言いますと? 

永田:
雪道をひたすら走ればいいのでしょうか?

国沢:
もちろんそれも重要。雪道の走行経験を積めば、だいぶ雪道に対する恐怖心は減ると思う。可能ならどれくらいブレーキを強く踏んだら滑るのか、どれくらいハンドルを切ったらアンダーステア出るのかなどを、広いスペースなどで身をもって体感する。これだけで全く違う。

永田:
今回のような広い場所で試乗したらよく解ります。

国沢:
逆にオーバーステアになったら、カウンターをどれほど当てればいいかも体感出来る。基本的にオーバーステアになってカウンターを当てない人はいない。子供でも本能的にカウンターステアを当てる。滑ることに慣れれば怖くなくなるから面白い。

新美:
なるほど。そうやって滑った時の対処ができるようになれば、かなり恐怖心は薄れると思います。

国沢:
恐怖心が薄れるというよりも、むしろ雪道を積極的に楽しめるようになる。例えば今回のようにテストコースで思う存分滑らせると楽しいでしょ?

永田:
正直、滑っていること自体がとても楽しいです。

新美:
滑らせながらうまくコーナーリングできると、気分はWRCドライバー(笑)。もっともっと雪道を運転していたくなります。

国沢:
そうなのよ。みんな最初は怖がるけど、慣れると恐怖心が薄れるどころか、もっともっと雪道を運転したくなる。わざと滑らせてコーナーを曲がれば、気持ちいいこと間違い無し! つまり、雪道は怖いものではなく楽しいものってこと。

新美:
雪道はドライビングプレジャーの宝庫ですね!

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