型破りレイヤード 2010-11秋冬NYコレ[後編](4ページ目)

ガーリーテイスト＆ネオプレッピー

■DKNY（ディーケーエヌワイ）


メンズワードローブのダブルブレストやトレンチコートを、スクールガール風にキュートアレンジしてみせた。ボックスシルエットのジャケットはロングカーデのようにゆるやかに着こなして。一見、ミリタリー風のジャケットもミニスカートやタイツ、ソックスでガーリー顔にシフトチェンジ。英国トラッドを米国風にアレンジし直したネオプレッピーは日本でも取り入れやすいハズ。


■Milly（ミリー）


ガーリーテイストも引き続き、勢いが衰えない。ただし、全身を甘く仕上げるのではなく、レトロ調を取り入れたドーリー風コーデが新傾向に。中でも注目は、伝統的なチェック柄。メンズっぽい格子柄を、良家のお嬢様気分でガーリーに着こなすのは、鮮度の高いコーデ。ベレー帽やカラータイツ、チェーンバッグなどのクラシカルな小物でさらにチャーミングシックに味付けして。


■BENSONI（ベンソニ）


ロマンティックなプリントから一転、チェック柄がニュースなモチーフとして躍り出た。プレッピーやトラッド感を匂わせながらも、正統派ブラウスにノーカラー・ジャケットでレディライクに仕上げて。フレアースカートで合わせれば、ノーブルさが際立つ。見慣れたクラシカルシルエットでも、ヴィヴィッド色や「柄 on 柄」で遊んで、新鮮なイメージをまとわせたい。


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