6/6 フォークロアを狙え！ファー＆レザー先買い [レディースファッション] All About

メディアやバイヤーの期待高まるスターブランド
Lucian Matis（ルシアンマティス）


Lucian Matis 2008-09年秋冬トロント・ファッション・ウィークより　 (C)George Pimentel	Lucian Matis 2008-09年秋冬トロント・ファッション・ウィークより　 (C)George Pimentel

ストリートのにおいをまとったゴスロリ（ゴシックロリータ）的なファッションも、今季トレンドの「クラシックスタイル」の中のひとつ。モダンに進化し、大人に提案するロマンティックなゴシックスタイルは、黒を基調に素材とディテール使いとテクニックが艶やか。クチュール＆モードな作品を展開する「Lucian Matis（ルシアンマティス）」は、カナダのライアソン大学でファッションデザインを学び、多くの賞を受賞しています。子供の頃から、母親が経営する仕立店で縫製テクニックを学んだ早熟デザイナー。アーティストとして絵も描く、2007-08年秋冬にデビューしたばかりの期待の若手です。


デザイナーのルシアン・マティス氏	「FQ」と「SIR」の編集長で、カリスマジャーナリストのジニー・ベッカー氏

マティス氏は、ファッションデザイナーの人気大型オーディション番組「プロジェクト・ランウェイ」のカナダ版で勝ち進み、一躍人気を呼びました。カナダの高級モード誌「FQ」と「SIR」の編集長で、カリスマジャーナリストのJeanne Beker（ジニー・ベッカー）氏もマティス氏の実力を認めています。

モードブランドからラグジュアリースタイルまで

カナダデザイナーのブランドを多く取り扱っている、モードテイストの品揃えが特徴のショップ「boutiqueletrou」

トロントは人口の約半数を移民が占めています。そのおかげもあって、様々な国・民族の文化やスタイルが混ざり合った、トロントならではのミックス感が生まれました。ニューヨークのようにコレクションが年２回きちんと運営されていて、ファッションウィーク会場でも盛り上がりを肌で感じました。


ホルト・レンフリュー店内のパーソナルショッピングルーム	イメージコンサルタントのCHRISTINA MCDOWELL氏は20年前にパーソナルスタイリストをスタートした仕掛け人！

トロント随一の高級百貨店として知られているのが「HOLT RENFREW（ホルト・レンフリュー）」。欧米の一流ブランドをはじめ、カナダブランド、新進デザイナーまで目の行き届いた品ぞろえです。パーソナルスタイリストの世界的先駆けである、イメージコンサルタントのCHRISTINA MCDOWELL氏が、ホルト・レンフリュー内で常時、ファッションやライフスタイルを提案しています。
ミックスカルチャーを深めるカナダファッションはネクストカミングが期待される成長株の１つ。今からマークしてしておきましょう！

【関連サイト】

The Fashion Design Council of Canada (FDCC)
（L'Oreal Fashion Week Toronto）

カナダ大使館