トップスとボトムの配色の基本
ベーシックカラーコーディネートの基本は、明るさのコーディネート。 |
例えば、9号サイズのファッションアイテムは、身長158センチ程度、肩幅38センチ程度のボディバランスを想定しています。このような縦長のシルエットをもつ人間の身体に、さまざまな色・形・素材のファッションアイテムをまとっていく。これがファッションのカラーコーディネートの基本です。
左上の図は、9号サイズの参考ボディサイズです。右上の図は、このボディバランスを想定した、白と黒の配色例です。
例えば、白いブラウスに黒いタイトスカートは、有能な秘書スタイルの典型ですが、上下を入れ替えると、がらりとイメージが変化します。暗い色(重くて、硬い色)を下にもってくると、安定感がありますが、明るい色(軽くて、柔らかい色)を下にもってくると、軽やかなイメージになります。
上の図は、白とベージュの配色例です。どちらも明るい色なので、白と黒の配色例に比べると、明るさの度合いの差は小さくなりますが、やはり、暗い色の方を下にもってくると、安定感が感じられるでしょう。
オケージョン(状況)によって、好ましいイメージは異なります。例えば、行動力や発言力のある女性像が望まれるようなときは、ボトムを明るい色にした配色の方が、好ましいでしょう。
まずは、お手持ちのアイテムを、明るさの度合いによって分類してみましょう。これから買い足すアイテムを探す手がかりとなるはずです。
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