番組の視聴を邪魔しない、高彩度のアクセントカラー
秋元さん:
プロダクトの本体全体をビビッドなカラーで仕上げるものは減り、全体はホワイトなどで部分的なディテールに差し色的にアクセントカラーを効かせるケースが多いようです。その典型はソニーの液晶テレビ「ブラビア」のパーソナルユースタイプで、テレビ本体全体はパールホワイトで、画面を縁取るようにフレーム部にピンクやオレンジなど彩度の高い色を配しているのが、これまでのテレビには見られない仕上げです。これはユーザーが画面を見る時に目に入ってくるテレビ本体の色が、番組の視聴を視覚的に邪魔しないように配慮しつつ、個性的なカラーを施すというバランスがうまく図られているケースであり、生活シーンの中に色彩を持ち込む際の一つの解と言える例だと思います。
松本:
サムスンなど韓国のプロダクトのカラーデザインの傾向はいかがですか?
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