基本の5色で、より美味しくスタイリッシュに!
食物に足りない色は、ほかで補う
食物に足りない色は、ほかで補う
>>>前ページで、食物に多い色をご紹介しました。
食物に少ない色は、「青緑」~「ブルー」~「紫」で、これらの薄く明るい色は少なく、ナスやブルーベリーのような暗い青紫は遠目では「黒」に見えます。鮮やかなブルーのからだを持つ海老や、甘海老の卵、ブルーチーズは希少な色です。
「ブルー」、「紫」系の色は、青カビや食物が腐敗した色と似ているため、敬遠されることがありますが、決して食に無関係な色ではありません。
なぜなら、ブルーは空や海の自然の色であり、むしろ食物を育てる場、人間が食事を取る場にかかせない環境の色として、重要な色だからです。
オープンカフェやアウトドアでの食事は、とてもリラックスでき、会話がはずみます。食事の場に自然界のブルーを取り入れることは、私達の心身の両面から考えればとても大切なことに違いありません。
天気や景色が良ければ、積極的に窓際やアウトドアでの食事を楽しみたいですね。
さて、料理を作って盛付けた際、今ひとつ物足りないなーと思ったら、食器、テーブルクロス、フラワーアレンジメント、雑貨、ひいては家具や壁などインテリアの色で補うと、全体の配色バランスがとれます。
食物に少ない「ブルー」は自然界の青や、人工的な着色で補うことになります。
料理の色を鮮やかにキレイに見せるのは白いお皿だとよく言われますが、白や黄色や色みの少ない料理の場合は、黒や藍色の濃く暗い色のお皿の方が、対比によって薄く地味な色を引き立ててくれます。
色相だけでなく明度や彩度にも気を配りながら、食のカラーコーディネート!行列のできるお店の料理や店舗デザイン、世界各国の料理や自然を観察すると、心地良い食の色彩が見えてくることでしょう。
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