■今年の春、ピンクを買いますか?
AAJの各サイトで実施しているアンケート「あなたの一票」、もう投票してみましたか?「カラーコーディネート」サイトの先週(2/15~25)のアンケートは、「今年の春、ピンク色の服や小物を買いたいと思いますか?」でした。ご協力いただきどうもありがとうございました。
アンケート結果を見ると、どうやらこの春はピンクの人気が高いようです。ピンク色の服や小物を「もうすでに買った」20票(25%)、「買いたいと思う」27票(34%)、「買いたいとは思わない」27票(34%)、「わからない」5票(6%)となりました。
「もうすでに買った」「買いたいと思う」人を合わせると59%、約6割の人がピンクに心惹かれている様子。「買いたいとは思わない」人は34%。今は購入意思はないものの、実際お店に行ってキレイなピンクの商品がずらりと並んでいたら、ちょっと選んでみようかな、という気になるかもしれません。
ピンクは春をイメージさせる色、春に着たくなる色で、軽やかなパステルカラーとともに季節感を感じさせます。今店頭に出ているファッション雑誌の表紙を見てみましょう。タイトルロゴ、モデルの服、背景色が濃淡のピンクで彩られていることがわかります。そう、ファッション雑誌の表紙には流行色が隠れているのです!
■流行色の予測機関
「あなたの一票」のように業界ではカラーマーケティングが行われ、過去に流行した色、今流行している色、将来流行しそうな色のデータを集めて分析、動向を予想します。
社団法人日本流行色協会(JAFCA)は、日本唯一の公益法人の色彩情報機関で、流行色の予測や情報発信、インターカラー(国際流行色委員会)日本代表として重要な役割を担っています。「2001年春夏JAFCAレディス&メンズウエアカラー」を発表しています。要チェック!
■ファションカラー専門誌とセミナー
ファッションカラー専門誌は、社団法人日本流行色協会(JAFCA)の協力の元、日本色研事業株式会社が、「ファッションカラー」「別冊ファッションカラー」を発行。全国主要書店で取扱、定期購読すると自宅や会社に届けてくれます。
また、色の専門家やアパレル関係者から直接、ファッションカラートレンドの最新情報を聞くこともできます。トレンドに敏感なあなたにオススメ!誰でも参加できます。
一つは、社団法人日本流行色協会(JAFCA)が主催するカラートレンドセミナー。今年の1、2月に大阪、東京で「JAFCA FASHION COLOR 2002春夏 カラーセミナー」が開催されました。
もう一つは、日本色研事業株式会社の「ファッションカラーセミナー」で、「ファッションカラー」の発行に合わせ、4、5月に全国7都市で2001年秋冬と2002年春夏のカラー、デザイン、素材の傾向について開催されます。
今回は、ファッションカラーのトレンド情報の入手方法をご紹介しました。流行色が生まれるまで、流行色の予測と結果、過去の流行色についてさらにお話を続けたいと思います。
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