■51色のカラーバリエ作戦

ユニクロといえばフリース。とどまるところを知らないユニクロ旋風ですが、あまりにも爆発的に売れたため、街では同じ服を着た人がいそうで着るのをためらっているという声がちらほら。そこで今度のユニクロは色で勝負!昨年10月から今年1月まで、一気に全51色のフリースを投入。ネットでは51色同時販売。店舗では基本色に加え毎週新色3色ずつ1週間の限定販売、1月までに全色が揃うという作戦でした。

最初は強めのカラフルな色を送り出し、後半からパステル調のやわらかな色を追加。ちなみに基本15色は、モノトーンやベージュなどのベーシックな色(5色)、渋めのダーク調(5色)、やや色味を抑えた赤、橙、黄、青、紫(5色)で構成されています。

それでは、ここで問題です。ネット販売開始後ある色が早くも品切れになってしまいました。それは何色でしょう?51色の中のある1色ですよ。

■ネット人気色は意外なあの色?

...なんとネット人気色は黒でした。頑張って51色も揃えたのに結局黒だったなんて。でもこれ全然おかしな話ではありません。黒は1999年秋冬から2000年春夏と続く流行色でしたし、TPOや年齢性別を問わない定番色でもあるからです。

もう一つ、オンラインショッピングではよくあることなのですが「商品の色が画面の見た目と本物では違うかもしれない、最初はハズレのない黒を選ぼう」という裏の心理も働いていたに違いありません。おそらく二度目からは本命の色を注文したはず。逆にいえばネットで何かを売ろうと考えるなら、慎重なユーザ心理を考慮して黒、白、紺、赤などその商品の定番色をはずさないことです。

■黒orグレー、同系色、白が狙い目

新しいフリースジャケットは、襟ぐりからフロントジッパーにかけてのあの黒い縁取りがなくなり、スッキリとより着回ししやすくなっています。黒い線はインナーと合わせたときに「セパレーションカラー(分離色)」の役割を果たしジャケットとインナーの繋がりを分断していました。これがなくなったことでより自然にダイレクトに色合わせできるようになりました。

着こなしのポイントは、とにかくインナーとの配色を楽しんで!ジャケットは同じでもインナーの色を大きく変えるだけで印象ががらりと変わります。ユニクロでは、フリースジャケットのほか無地トレーナー16色、コットンVネックセーター12色とカラーバリエーションに力を入れている様子。私達もどんどん色の組み合わせを楽しまなきゃ。

ハイネックを出すかジッパーを少し下げてインナーを見せ、ボトムはモノトーンやベージュなどベーシックな色で。ジャケットがどんな色であってもインナーの色は
○ 黒またはグレー
○ ジャケットと同系色で調和させる
○ 濃い色のジャケットx白のインナー
のいずれかを選ぶとカッコイイ。これらはフリースジャケットを一番キレイに見せる方法で、ユニクロのTVCFやカタログでよく使われているテクニックです。

もっと個性的に決めたいならもっと大胆に、
○ 明るい色のインナーやアクセサリー
を合わせてジャケットの前は全開に。もともとカジュアルウエアだから少しくらい派手な配色でもかえって元気に見えます。これからの季節、晴天の日にはインナーの素材を軽くすれば春らしくなるでしょう。

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