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秋、デキル女はバッグに何を入れる?

デキル女ほど自分の時間を大切にしているもの。今回ご紹介するのは、そんな大人の女性にお勧めしたいブックカバー。京都の工房から手作りで生まれる革製品を是非手にとって、その良さを実感して欲しい。

遠藤 友香

執筆者:遠藤 友香

レディースファッションガイド

手にした瞬間、ぬくもりが伝わってくるブックカバー

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読書する時間を意識して持つことで、女として一層磨きをかける。
日々、仕事に追われてなかなかリラックスできる時間を持つことができない―。そんな時、一瞬でそれら喧騒の世界から別世界へと誘ってくれるのが、本の世界。旅行へわざわざ出かけなくても、バッグの中から一冊の本を取り出して一行、二行と読み進めていくうちに、今までの空間とは全く異なる空間へ、まるでタイムスリップしたかのような旅気分を味わえるのが、読書の魅力でもあります。

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お気に入りのブックカバーに包まれた本を読み耽る贅沢な時間。

デキル女ほど、イキイキと輝いています。それは、何気ない日々の暮らしを大切に過ごしているから。自分や家族が心地よい時間を送れる毎日を大事にしたいと考えているから。そして、自分磨きにも精一杯取り組んでいるから。最近は活字離れと言われて久しいですが、やはり「読書の秋」―本を読むことにも時間を費やしたいものです。本から学べることに際限はありませんものね。今回ご紹介する「ブックカバー」は、日々の読書タイムに、陽だまりのように暖かい空気を運んできてくれるアイテムです。手にした瞬間、まるで京都の穏やかな空気感が伝わってくるようなブックカバーを、是非味わってみて欲しいものです。


【CONTENTS】
Page1:Rimの革作品は、京都にある築約90年の工房から生まれます
Page2:シンプルなデザインの中に凝縮された世界観

Rimの革作品は、京都にある築約90年の工房から生まれます

bookcover
ブックカバー masu オレンジ・グリーン \5,460/Rim/All About STYLE STORE

Rimの革製品は、京都ながらの細い路地の奥にある築約90年の町家工房で作られています。ゆったりとした時間の流れが感じられる空間で、革工芸作家 押野 敬子さんによって、一点一点丁寧に、断つ、貼る、縫う、磨くといった一連の作業を、すべて手作業で仕上げられて生まれた革作品。ヨーロッパでは馬具職人によって代々受け継がれてきた伝統的な技法である「手縫い」技法を用いて、Rimの製品は時間をかけて丁寧に作られていきます。例えば、このブックカバーの一本の縫い目にも、実はいくつもの工程があるそうです。まず、菱目打ちによって縫い穴をあけます。そして、蜜蝋をひいた麻糸の両端に二本の針を通し、一針ずつ交差させて縫い上げていきます。縫い目の一つひとつに、時間と労力と愛情がこもっているからこそ、Rimの製品は付き合えば付き合うほど革製品のいい味が出て、ずっと持っていられるほど丈夫な仕上がりとなっているのですね。

次のページでは、Rimのブックカバーの魅力について更にフォーカスしてお伝えします。
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