フィルタリングソフトを過信するべからず!
保護者のチェックも必要です |
たとえば、アダルト画像のサイト内に表示されている文字に有害情報が含まれていないとき。
ページが画像だけで構成されていると、画像の内容がアダルト情報かどうかはフィルタリングソフトがファイル名からしか推測できません。
このような場合、フィルタリングソフトをすりぬける可能性大です。
また、メールでアダルト画像のやりとりしている場合などもフィルタリングソフトは力を発揮できません。
ブラウザ上の文字表示を監視するのがフィルタリングソフトの仕事だからです。
フィルタリングソフトが入っていれば、お子さんがパソコンを使うのは絶対に安心だと思われている方も多いのですが、 フィルタリングソフトではカバーできない場合もあるということを覚えておきましょう。
ルールを守ればネットは怖くない |
小さいうちから一人で部屋にこもってパソコンに向かう習慣がついてしまうと、 家族のコミュニケーションが減り、お子さんの些細な変化を見逃すことにもなりかねないからです。
そして、フィルタリングソフトの利用履歴をチェックし、どのようなサイトにアクセスを試みているか、 また、そのサイトが表示されたのかブロックされたのかもチェックしてください。
インターネットを利用する際のルール(ネチケット)もしっかりと教えておきましょう。
小学校高学年、中学校、高校と進学するにつれ、子供は親から離れてインターネットを使うようになります。
フィルタリングソフトを外した状態でも、安全なネットライフを送れるよう、 「どういうことがいけないのか」「なぜ危険なのか」を子供自身が認識できなければいけません。
ネチケットについて、子供向けに分かりやすくまとめたサイトもありますので、ぜひ活用してください。
・キッズgooぼくのわたしの「7つのルール」
・ハピーくんのネットきょうしつ
フィルタリングソフトを導入し、大人の目が届く範囲でパソコンを利用すること、 お子さんの些細な変化を見逃さないようコミュニケーションを密にとること、 ネチケットをしっかりと身に付けさせること、 これらを守れば、インターネットは有益で楽しい世界が広がっています。
この機会にぜひ、ご家庭のインターネット接続環境やネチケットの理解度を見直してみてくださいね。