授業の中でコンピュータを利用するのなら、「入学前から教えておいた方が良いのでは?」と 不安になる方もいらっしゃると思いますが、子供たちの記憶力を持ってすれば、 コンピュータ操作はさほど難しいものではありません。
ご家庭にお子さんがコンピュータを利用する環境があるようでしたら、電源の入れ方・切り方、 マウス操作などに慣れておいても良いですね。
パソコン操作を繰り返すうちに、お子さんが興味を持つようであれば、 幼児向けのタイピングソフトが発売されていますので 購入してみるのも良いでしょう。
ワープロソフトなどソフトの操作方法については、現在販売されているソフトをそのままのバージョンで 数年後も利用しているとは考えにくいですし、使用するソフトの種類が変更になる可能性もありますから、 入学予定の小学校で現在使用しているソフトにこだわる必要はないと思います。
ガイド金子の個人的な意見になりますが、幼児期からの学習の補助として、エンターテイメントを楽しむものとして、 創作活動のツールとして、インターネットやコンピュータを利用することをお薦めしていますが、 「学校の授業で始まるから」という理由で、お子さんがコンピュータ操作を覚える必要はないと思っています。
キーボード操作にしても、文字学習を始めたばかりの幼児期から覚えさせなくても、十分習得できます。
どのような学習にしても、「楽しい!面白い!」と子供自身が感じなければ身につきにくいものです。
幼児期にコンピュータを利用する環境があるのなら、 「コンピュータを使うとこんな楽しいことができる!」、 「分からなかったことがインターネットで調べられた!」等、 楽しい環境作りを心がけてあげるだけで十分ではないでしょうか。
実際に小学校での情報教育は、タイピングの速さでもソフト操作の正確さでもなく、 子供たちの自発的な学習にコンピュータを利用する、調べ方・学び方を身に付けることが 目的となっています。
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