総評・その他
モデル名が2から15と一気に数字が大きくなったのは、BOSEの自信の表れだそうで、事実、低音の騒音低減効果は、前モデルのQC2に比べて、誰もが飛躍的に向上していると感じられるでしょう。それでいて、価格もQC2の5万円弱から、QC15では4万円弱と、大幅に引き下げれているのも魅力です。最近、QC2を購入したユーザーはさぞかし悔しい思いをしているのではと、心配になります。
BOSEのノイズキャンセリングヘッドホン共通の特性として、電池が切れると、ノイズキャンセリング機能はおろか、ヘッドホンとして音も出ないという心配は残ります。ただ、単四電池1本で約35時間使用できるそうなので、毎日の通勤や通学で利用しても、1週間は電池交換なしで使えるでしょうし、単四電池1本なら、常に予備を持ち歩いても苦にはならないでしょう。
最後に意外と心配なのが、耳の暑さ。耳を覆って密閉するので、耳が暑く感じます。暑がりの筆者鴻池の場合、10月の比較的涼しい気候でも、装着数十分で気になりました。我慢できなくはありませんが、梅雨や夏の時期は、長時間の装着は不快かもしれません。
■購入はBOSEオンラインストアで:
今回ご紹介した、BOSE「QC15」(Quiet Comfort 15)は、BOSEのオンラインストアで限定発売されています。
・BOSEオンラインストア
30日間、返品(返金)ができます。 製品に満足できないと言う理由でも遠慮なく返品できるので、ネット購入でも安心です。今回の記事を参考に、購入してチェックしてみてください!!
■解説:「ノイズキャンセリング」とは
本来、低い音は、その特性上、重量物でしか遮蔽できません。部屋の防音や遮音が難しいのはその為です。ノイズキャンセリング技術は、電気の力で消したい音に、同じ音をぶつけて相殺するというアイデアで、既に大型の発電設備や、乗用車内でエンジン音を相殺するためにも実用化されています。