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通話料無料!? プロバイダのIP電話を活用しよう

プロバイダのオプションサービスに、低価格で通話できるIP電話があります。全国一律の値段で格安通話ができるIP電話を、ぜひ利用しましょう。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

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通話料が格安になるIP電話とは?

IP電話なら通話料も安くできる

IP電話なら通話料も安くできる

プロバイダに加入したら、ぜひ利用したいのがIP電話です。IP電話のIPとは、インターネット・プロトコルの略。おおまかには、光ファイバやADSLといったインターネット回線を利用する際のオプション・サービスの一つです。

IP電話の最大の特徴は、通話料が低価格であること。プロバイダによって価格は違いますが、全国どこでも距離に関係なく、3分8円程度で通話が可能です。時間帯によって異なりますが、東京~大阪間の通話場合、固定電話の8分の1以下の料金しかかかりません。基本料金も安価で、月に300~500円程度です。

しかも、同じプロバイダを利用するユーザー間では、無料となる場合もあります。また、海外への通話も安くなります。

以前は、通話の際にノイズが入りやすいことが問題になりましたが、改善傾向にあるので心配はいらないでしょう。

IP電話の導入は簡単?

IP電話を利用するには、プロバイダに入会する際に同時に申し込むのが便利です(オプションサービスです)。入会月から、数カ月間の通話無料サービスがついてくる場合があるからです。

利用を始める際の設定も簡単です。配線を、壁のモジュラー口からモデムへと変更しますが、それまで使っていた固定電話機はそのまま使えます。もちろん、留守電機能などもそのまま利用可能です。

電話番号は、IP電話用の「050」で始まる番号をもらえますが、以前の電話番号もそのまま使える場合がほとんどです。

IP電話の注意点

利用の際に注意したいのは、携帯電話向けの通話です。ほとんどのプロバイダは、固定電話からかける場合と同等の価格ですが、一部で高くなる場合があります。

また、NTTの諸サービス番号(104や106など)やフリーダイヤル(0120)を利用できない場合があります。停電の際にはモデムが使えないので、電話機能自身が利用できません。

全体として、IP電話は価格面で非常に魅力があるものです。よく通話する相手と同じサービスに入れば、とくにお得です。もちろん、プロバイダの料金がかかりますので、同時にインターネットを利用しているユーザーにこそオススメできるサービスです。

各プロバイダのIP電話サービスについて

Yahoo! BB
400万世帯以上のユーザーと無料で通話が可能。通話料は3分8.3895円。

BIGLOBE
光ファイバ回線の場合、基本料金は525円/月。通話料は3分8.4円。

@nifty
基本料と初期費用は無料で、@niftyフォン同士は無料。他のIP電話には3分8.4円。

So-net
月額無料、So-netフォン間は無料で、他のIP電話には3分8.4円。

*上記の価格は2009年10月5日現在のものです

【関連サイト】
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