フィルタリングソフトとは?
インターネットには役立つ情報もあれば、子供の目に触れさせたくない情報も存在します。アダルトサイトや出会い系サイト、自殺の方法やドラッグの入手方法なども検索すれば簡単に見つけることができてしまうのが現状です。
こうした子供に見せたくない有害サイトをブロックし、ブラウザ上に表示できなくするソフトウェアをフィルタリングソフトといいます。
フィルタリングソフトの仕組みは?
フィルタリングソフトは子供のパソコン利用に必須
フィルタリングソフトは様々な方法を組み合わせて有害サイトのブロックを実現しています。たとえば検索サイトなどに入力されたキーワードを有害と判断して検索結果を表示させない方法やリンク先にあるサイトの内容をチェックして単語・語句から有害サイトかどうかを判断する方法などです。
どのような方法が採用されているにしろ、日々続々と誕生する有害サイトに対応するためには、フィルタリングソフトの性能を常に最新の状態に保つ必要があります。
どんなフィルタリングソフトを選べば良い?
できるだけ機能を絞って有害サイトをブロックする必要がある小学生と、より細部に渡り調べ物をしたり、コミュニケーションツールとしてインターネットを利用する機会が増える中学生では、フィルタリングの強度を変更する必要があります。
年齢の離れたご兄弟がいらっしゃるご家庭の場合は、ログインユーザーごとにフィルタリングの有無やフィルタリングレベルが選べるソフトが良いでしょう。
また、「保護者の留守中はインターネットを触らせたくない」という共働きのご家庭や「夜遅くまでインターネットをやらせたくない」というご家庭には、インターネットへの接続可能時間を設定できるソフトがおすすめ。たとえば平日は夕方~夜22時まで、週末は朝から夕方までといったように、曜日毎に細かく利用時間を設定することで、時間外のインターネット利用ができなくなります。
ガイドがおすすめするフィルタリングソフトは「i-フィルター」。日本PTA全国協議会推薦のフィルタリングソフトで、多くの小中学校やプロバイダなどで採用されています。
プロバイダのオプションサービスでは、利用できる機能に制限が設けられている場合もありますので、事前に公式サイトで確認してください。