自分らしさ×IKEA
このシリーズで紹介してきたお宅はIKEAカラーの強いインテリアが多かったのですが、ミカエルさんの家には、分かりやすいIKEAっぽさはありません。IKEAで買ったアイテムもそれなりにあるけど、でも目立たない。自分らしさに合うものだけを選んでいるからです。左:この家が建てられたときから使われてきたであろうキッチン。クラシック!ゴミ箱はIKEAで買いました。 中:住まいの話をしながらフィーカ(=スウェーデン語でお茶の意味)。カップやプレートはIKEAで買ったのが多いそう。 右:ベンチやテーブルなどは前の住人の置き土産です
古い家を快適にするためには、IKEAの機能的な小物が便利だというミカエルさん。窓際のチェアに描けてあったブランケットや、キッチン脇のダストボックスなどはIKEAのもの。シンプルなデザインをチョイス。
「IKEAはデザインもカラーも豊富で自分が望むものを見つけやすい。消耗品はIKEAのものばかりだし、1~2ヶ月に一度はIKEAに行くよ」。そういえば、庭のシャワースペースにはIKEAのシャンプーなどが置いてありました(日本では、シャンプーなどは未販売)。
左:ミカエルさんが淹れてくれたコーヒー。サーバーが壊れちゃったから、と、ピッチャーに木の板切れを渡してドリッパーを設置。おおらかです。 中:古民家での暮らしについて語ってくれるミカエルさん。 右:4戸共同の中庭には小さなテーブルがあり、ちょっとした時間を過ごせるようにランプが置いてありました。家の中も外も全部含めた生活空間は、確かにかなり魅力的
ミカエルさんはフリーランスのデザイナーです。自宅で仕事をすることもあれば、依頼元のオフィスで制作をしたり、海外やスウェーデン国内の別の町へ長期出張することもしばしば。仮暮らしが長くなる場合は、まずIKEAを探して必要なアイテムを揃え、家を整えて落ち着く場所を作ってから仕事にとりかかるというくらいで、暮らしづくりにIKEAは欠かせない存在なのだとか。
最後に、インテリアの雰囲気を高めるライティングのテクニックをご紹介しましょう。