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羽田空港新国際線旅客ターミナルビル10月21日オープン(3ページ目)

2010年10月21日羽田空港新国際線旅客ターミナルがついにオープン。観光立国・日本の空の玄関口として歴史に刻まれる瞬間です。「羽田から海外へ」。旅立ちを心待ちにするファンも多いはず。内装工事も着々と進み、すでに営業を開始したテナントも。装いあらたな羽田空港新国際線旅客ターミナルビル全容を、ひと足早くにお届けします。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

3階 出国審査後の免税店エリアは圧巻 

世界の一流ブランドがそろう免税店エリア

世界の一流ブランドがそろう免税店エリア

出国審査場を抜けると、左右に免税店エリアが広がります。

特に専門店街は圧巻。コスメや酒類を扱うDuty Free Shop のほか、カルティエやティファニー、ブルガリ、エルメス、サルヴァトーレ・フェラガモ、シャネル、そして日本初の免税店出店となるロレックスなど、世界の一流ブティックが勢ぞろい。それぞれ間口も広めです。

 

4階 出国審査後のフードコートや航空会社専用ラウンジ

全日空のラウンジはダークな色調でFクラスとCクラスがわかれている

全日空のラウンジはダークな色調でFクラスとCクラスがわかれている

さらに中央エスカレーターから4階出発ラウンジへと上がれば、フードコートや航空会社の専用ラウンジがあります。

航空会社の専用ラウンジ内には、広めのスペースに、軽食がとれるフードアイランドはもちろん、ビジネスブースや個室型のシャワーブース、喫煙所が完備されており、搭乗までを優雅に過ごせる工夫が。

 

オープンスポットや継ぎ目のない搭乗橋 補助犬専用トイレも

溝に車輪をはさむ心配のない最新型の搭乗橋

溝に車輪をはさむ心配のない最新型の搭乗橋

10あるスポットのうち、ボーイング737やエアバス320などの中小型機、LCCに対応したオープンスポット(搭乗橋を備えないスポット)や、エアバス380型機に対応したアッパーボード向けの専用ゲートもあり、次世代空港のつくりが特徴です。

さらに車椅子の利用者にもやさしい、継ぎ目のないボーディングブリッジを採用。世界に類をみない先進のタイプです。

盲導犬や介助犬などを伴う旅客に配慮して、補助犬専用トイレも完備されています。

 

4階 ショップ&レストラン街・江戸小路とシンボル・江戸舞台 

お江戸情緒を醸す商業エリアの江戸小路で出発前にグルメやショッピングを

お江戸情緒を醸す商業エリアの江戸小路で出発前にグルメやショッピングを

利用者の多くが気になるのは、4階の商業エリアでしょう。伝統的な日本建築の街並みを再現したショップ&レストラン街、江戸小路はまるで江戸時代の日本にタイムスリップしたかのような和テイスト。そぞろ歩くだけでも情緒があります。
催事ができるスペース・江戸舞台を中央に配置

催事ができるスペース・江戸舞台を中央に配置

また、江戸小路の中央にしつらえてあるのが催事もできるステージ・江戸舞台です。うるし調の本格舞台で、新ターミナルビルのシンボル的存在。

さらに張り出し部分には、京茶屋の佇まいが。訪日外国人客をきっと喜ばせるであろう、京風カフェレストランもお目見えの予定です。
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