谷根千ぶらり散歩

谷根千は猫好きにはたまらないエリアでもあります

谷根千は猫好きにはたまらないエリア。道で猫と会話している人の姿も珍しくありません

ランドマーク的な施設があるわけではないのに、「懐かしいキモチになる」「下町情緒が味わえていい」、そんな理由から人気を集めているのが『谷根千(やねせん)』といわれるエリア。路地で思いがけなく面白い店と出会えたり、また東京にしては珍しく、住人から声をかけられることも多い・・・そんな“ぶらっと”歩くのが楽しいこの街の魅力をご紹介しましょう。


昭和が凝縮『谷中銀座商店街』

『夕焼けだんだん』の階段から谷中銀座商店街を見下ろす。写真を撮っている人も多いスポット

『夕焼けだんだん』の階段から谷中銀座商店街を見下ろす。写真を撮っている人も多いスポット

谷根千とは、上野の西に位置する谷中・根津・千駄木エリアのこと。1984年に創刊された地域雑誌『谷中・根津・千駄木』が谷根千と呼ばれるようになり、いつしかこの地域の通称となりました。

谷根千エリアへのアクセスには東京メトロ千代田線の『根津』『千駄木』駅などが便利ですが、JR『日暮里』駅からも。西口を出てしばらく歩くと、美しい夕焼けが見られることから名付けられた『夕焼けだんだん』の階段が見えてきます。階段の下に広がるのは昭和の雰囲気漂う街並み。そして階段を下ると、下町情緒あふれる商店街『谷中銀座商店街』に到着です。戦後自然発生的にできたという商店街は、松嶋菜々子主演のNHK朝ドラ『ひまわり』の舞台にもなった、絵になるたたずまい。近所のおばちゃん達がエプロン姿で行き交い、夕飯時には行列ができる惣菜屋さんや豆腐屋さん、青果店、鮮魚店、約90年の歴史を持つ手作り飴の店『谷中銀座 後藤の飴』など、昔から変らず庶民の日常を支える店が軒を連ねています。1000円あれば色々と楽しめる商店街です。

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