家計簿・家計管理/性格別の家計管理術

塩漬け米ドルの使い道、円高をチャンスに変える!(2ページ目)

円高で「ドルがあるんですが、どうしたらいいでしょう」こんな相談が増えています。お金美人ならこんな時も慌てず、最善の方法を考えましょう。

山口 京子

山口 京子

家計簿・家計管理 ガイド

お金好きが高じてファイナンシャルプランナーの資格を取得。毎日着物生活。お茶の先生ではなく「お金」の先生、ファイナンシャルプランナー。テレビや全国の講演会で、お金の話をする日々。

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一時払いドル終身保険


終身保険というのは、一生保障が続く保険のことです。ドル建ての保険ですから、死亡保障も○○○万円ではなく、○万ドルとなります。保険は、毎月保険料を払うものというイメージが強いのですが、一括で買うことも出来ます。例えば、300万円の死亡保障を一括で買うと、年齢や会社にもよりますが、30代の女性で150万円から200万円くらいです。

ところが、ドルを保険会社に送金し、3万ドルの保障を一時払いで買うと保険料は1万ドルくらいです。円高の今だと、日本円で87万円くらいです。仮に亡くなった時に1ドル50円になっていたとしても50×3万=150万円。最初に払い込んだ金額よりもまだ高いお金が受け取れます。

40円だとしたら、120万円。30円で90万円!まだ損はしないので、一生を解約しないならば、損益分岐点は外貨預金の比にならないくらい、低いのです。また、解約返戻金といって、解約すると戻ってくるお金は4年~8年くらいで払い込んだお金よりも増えてきます。17年後には140%くらいになるケースもあるので、学資保険代わりにするママもたくさんいらっしゃいます。塩漬けの米ドルを保険会社に送金し、今後、保険料を払わなくても保障が一生続くし、解約返戻金は年々増えてくれるので大助かり!と言う訳です。

いかがでしたか?もう、しばらく忘れようと思っていた米ドル。何かの役に立ちそうです。

*それぞれの商品には、手数料がかかる場合があります。特定の商品をおススメしている物ではありません。商品内容の最終的な確認は必ずご自身でなさって下さい。

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