年払いで得をした！
保険は、毎月の保険料にだけ目がいきがちですが、年払いにすると安くなります。当時のかんぽは、年払いにすると0.35か月分割引になったので1年で約１万8600円、15年で27万円以上の節約になります。迷わず年払いを選びました。
年払いを選んだもう１つの理由は、自営業で収入が一定ではないため、お金が少し多めに入った時に保険のために取っておかないと、毎月では保険料を払えない月もあるからです。
結局トータルの保険料、特約の保険料も込み年払いでおよそ917万円。満期金が1000万円ですから、およそ83万円おトクでした。入院特約のお陰で、私は帝王切開で手術給付金と入院給付金を受けましたので、保障というおまけつきだった訳です。
今もあるこんな商品
保険料の負担が重そうなものですが、知らぬが仏で『こういう物だ』と思っていたので、まったく気になりませんでした。特に子どもが生まれるまでは、意識しなければ、毎月2～3万円は知らないうちに消えていたでしょう。トータルで917万円の保険料を支払って15年後に1000万円ですから、払い込んだお金に対し109％になって戻ってきた事になります。今も郵便局に同じ商品はあるのですが残念ながら、15年前と同じようにお金が貯まる設計にはなっていませんでした。ところが、他の保険会社の商品を見てみると、入院特約をつけない死亡保障だけなら、15年以降に109％受け取れる商品はいろいろあります。
例えば、受取が18年後以降になるシンプルな学資保険。終身保険の短期払い。（一生お金を払わず、15年間、60才までなど短期間で払うもの）終身保険の一時払い、前期前納払い（一括でお金を払うもの！）。
１円でも安くしたい！と保険を探す人が多い中、何も知らなかった当時の私は知らない間に1000万円貯めました。1000万円あると、教育費、住宅ローンの繰り上げ返済、老後資金といった人生の三大支出にも多いに役立ちます。保険と貯蓄を分けて考え、節約してお金を貯め、運用する、と言った事ももちろん大事ですが、知らない間にお金が貯まって保障もついて来るといった方法があることも選択肢としてはあるのです。
＊この記事はガイドのコラムで、特定の商品をおすすめするものではありません。保険商品の選択については、ご加入の保険会社、保険商品に詳しいファイナンシャルプランナーにご相談さい。
