和を想わせるモダンなスタイリング
“Suita Sofa”+ジャン・プルーヴェの作品“Antony ”
イサム・ノグチの大きな和紙の明かりがソフトな陰影をつくり、まるで月あかりの和の風景のような空間にブラックの“Suita Sofa”が置かれています。ホームユースとしてシステム化されたモダンなソファが、パブリックスペースのために、1950年代の工業化とともに怒濤のように出現したシンプルでモダンな家具とミックスされています。その不思議なミックス空間が、私たちの感性である和を意識してしまうのは日本人だけなのでしょうか!
歴史を語る名作椅子
ジャン・プルーヴェの作品“Antony”
美しく不思議な小物たち
鳥かごとブラックバード
Vitraのオリジナルクッション
同じ空間に同じソファを置いているのですが、それぞれが全く異なった空間に仕上がっています。組み合わせする家具やラグ、照明、ディスプレーする小物などスタイリングを変化させることで、インテリアを自由に楽しむことができます。今回は、Vitra(ヴィトラ)社が手がける世界的なデザイナーの名作ファニチャーがあちこちにコーディネートされているので、インテリア大好きには興味深いホームコレクションの空間になっています。
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『2010ミラノサローネ』RHO FIERA (ロー・フィエラ)会場
『Vitra(ヴィトラ)』
・写真・資料提供 「SENSIBILIA」