男の子育て/プレパパ・パパの心得

里帰りに立会い出産、そのときオレは!?(2ページ目)

いよいよ出産間近、夫が気になるのは「そのときオレは、どうしたらいいの?」という素朴な疑問ですよね。今回は妻が里帰りしたときの生活や手続き、そして立会い出産について考えてみました。

執筆者:遠藤 雅大

立ち会い出産でのオレの役目って何?

立会い出産
手順から心構えまで、まずはみんなで相談しましょう!!
「一応は立ち会うつもりでいるけれど、産院に着いたらいったい何をしたらいいのだろう?」と、立会い出産について不安を抱く方も多いと思いますが、そもそも立会いについては産院や担当医によっても考え方が異なり、まったく認めていないところから記念にへその緒を切らせてもらえたり、さらにはビデオ撮影も許されるところまでと様々です。

陣痛や分娩室、生まれてくる赤ちゃんの様子など気になることはたくさんあると思いますが、まずは夫婦で立会いをするかしないかといった意思確認をして、具体的な手順や心構え、事前に準備するものなどについては、担当医や助産師にきちんと確認して、静かに心の準備をしておきましょう。

主役は赤ちゃんとママ! 夫はサポートに徹する

また、出産の現場での主役はママであり、生まれてくる赤ちゃんです。ガイドとしては、立ち会う夫は陣痛で苦しむ妻へのやさしい言葉がけやマッサージなどサポート役に徹した方がいいと考えています。

本来であれば、ここで立会い出産についていくつかの経験談を紹介したいところですが、産院へ駆けつけるタイミングや母子の健康状態など、一つとして同じお産は存在しません。つまりは、どんな経験談もマニュアルとして活かすことはできないということです。立ち会うつもりでいても「残念ながら仕事が忙しくて間に合わなかった」という話しもよく聞きますし、第三者の経験談などにはあまり気にしない方がいいというのがガイドの基本的な考えですが、「いや、それでも気になる!もっと教えて!!」という方は、下記の参考ガイド記事をご活用ください。

最後になりますが、立ち会いを選ぶにしても、選ばないにしても、それは今後の育児ライフに大きな影響を与えるものではありません。確かに生まれる瞬間に立ち会った満足感は大きいかもしれませんが、二人でよいお産にしようという気持ちさえあれば、離れていても感動は分かち合えるはずです。
出産はゴールではなく、これからの育児ライフの大切なスタートです。よい一歩が踏み出せるよう、二人でよく相談して決めましょう!


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